みなさんこんにちは!tsukasaです
11月中旬だというのに、20度を超える日が続く今日この頃
今年は暖冬なのでしょうか。
本日は、最近読んで良かった本2冊を紹介します。
最近読んで良かった本紹介(2冊)
以前よりも、1カ月に読む読書量が減りつつありますが、読書は変わらず好きです。
最近読んで良かった本を2冊紹介します。
1冊目:小川糸『ミ・ト・ン』
『ミ・ト・ン』のあらすじ
ルップマイゼ共和国で暮らし、外で遊ぶことが大好きな女の子、マリカ。
この国では、糸紡ぎやミトンを編む習慣がありますが、マリカは大の苦手。
そんな彼女も、寡黙な青年・ヤーニスに恋をします。
この国では「好き」という気持ちやプロポーズの返事を、ミトンを編んで伝えます。
1苦手な編み物も、おばあさんに教わりながら、想いを込めて編んでいきます。
『ミ・ト・ン』のおすすめポイント
ラトビア共和国をモデルにした架空の国、ルップマイゼ共和国の心温まる物語です。
昔の風習を大切にする様子が描かれています。
この国では、「ありがとう」の代わりにミトンを編み、「好き」と伝えるためにミトンを贈る。愛情、感謝を伝える手段なのです。
そして、マリカという一人の女性の生涯も描かれています。
家族に大切にされて育ち、大好きな人と一緒に暮らす幸せな時間と、帰りを待つ長い日々。
人生は良いことばかりではないけれど、辛い時でも前向きなマリカの生き方がとてもかっこよくて、元気をもらえます。
所々にある挿絵イラストも素敵ですし、短めの作品なので、割とすぐ読めちゃいます。
2冊目:ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』
『すべての瞬間が君だった』あらすじ
韓国の作家・詩人、ハ・テワンさんの2作目。
韓国の人気ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』にも登場した話題の本です。
恋愛をテーマにした詩集。
『すべての瞬間が君だった』おすすめポイント
様々な場面の詩があるので、共感できるものとそうでないものがあります。
まずは目次から、自分の気になるフレーズを見つけ、そのページを読んでみてください。
私が好きな詩を紹介します。
なによりも
いつも一途な人が好きだ。まるで初対面のときのように
ぼくに無関心な人じゃなくていなくなってしまうかもしれないと
不安な気持ちにさせたりしない人
自分の好きなタイプの1つとして「一途な人」が挙がりますが、なんで一途な人が好きなのか?と問われると、答えるのが難しい。
上手く言葉に表せなかった事を、表現してくれた詩です。
まとめ
読書の秋もそろそろ終わり、冬ごもりシーズン。
もし良ければ、おうちでまったりと読んでみてください。